アルパパは最近「より良いチームを作る」方法を模索している。
現在参画しているITインフラ設計・構築プロジェクトにおいて4人チームのリーダーをやっている。
これぐらいの規模のチームリーダーは初めてなので、ユーザとの調整だったりチームメンバーの進捗を確認したり何かと気を使う。(新米リーダー)
チームメンバーであった時は、極論で言えば自分の仕事の事だけを考えていれば良かったが、チームリーダーとなるともちろんそうはいかない。
そんな中、会社での職位が「主任」になったことで主任への昇格者が受けるべき研修を受けた。
内容は上司の補佐をしたり、部下の育成をする事を求められる「中堅社員」としての動き方を学ぶものだ。
この中で特に「部下やチームメンバーの育成」について今後取り入れるべき多くのノウハウを学んだ。
今回はその中から特に感銘を受け、実際にアルパパが試している「3つ」を紹介したいと思う。
※本内容はあくまでチームリーダーがチームメンバー全員を見れるぐらいの規模を想定している。
実践したい3つのこと
(1)褒めることでモチベーションを上げる
例えばチームメンバーの行いに対して「ありがたい」とか「嬉しい」とか「成長した」と思ったとしても素直に言葉に出して伝えていない現状がある。
それは言うほどの事でもないと考えたり、そもそも言うのが照れ臭いという考えもあるだろう。
しかしもっともっと伝えるべきである。
褒められて嫌な気持ちになる人はいないし、プラスの要素しかないと思うからだ。
さらに褒めることで、
「褒める」⇒「もっと頑張ろう」⇒「更に褒める」⇒「もっともっと頑張ろう」
と良い循環を生むことが出来ると思うし、良い「雰囲気」が出来ると思う。
アルパパは過去に良く褒める事をしてくれた上司の下で働いていたことがあるが、褒められることはとっても嬉しいし、上司の役に立ちたいと自分で考えて仕事をしていたように思う。
思い返せば、過去に所属したチームの中で「このチーム良かった」と思い出せるチームは、全てチームリーダが褒める事が上手かったという共通点があった。
素直に感謝の気持ちを言葉に出すのは恥ずかしいというのもあるだろうが、ぜひ実践をしてみてほしい。
(2)自分で考えさせることを意識する
良い仕事の仕方とは自分の範疇の中で判断をして、仕事を進められる事だと思っている。
仕事を進めるにあたっては迷いがつきものだ。
その迷いが少しずつ自分の「考え」をもって「判断」して進めていけるようになるものだと思う。
例えば「AはBですか?」という質問があったとしたら、何故「Bと思ったの?」と聞くようにする。
自分で考えていれば答えられるはずだし、考えていないなら答えはすぐに出ないだろう。
すぐに答えられなくても「考えてもらう」事は出来るのである。
このようにすることで自分で考えるクセを付けてもらう事が出来るようになる
(3)相談しやすい雰囲気を作る
チームメンバーに何か問題や不満があったとして、それをすぐに報告・相談出来るようにしておく事はとても重要な事だ。
問題は早いうちに共有し、解決するために早く動いた方が良いのは明白だろう。重要なのは如何に早く共有出来るかというところである。
そのためには日頃からチームメンバーとのコミュニケーションを良く取り、気軽に話せるような状況にしておく必要がある。
過去の経験から考えても話しやすい雰囲気を作っていたチームは、たとえ問題発生しても大きくなる前に対処出来ていたと思う。
アルパパが実践しているのは「チーム員全員と1日1回は業務外の事を少し話す」である。
天気でも、服装でも、テレビでも、ニュースでも何でも良いのでとにかく業務外の事で少し話をするのだ。
業務連絡などでは当然話をするのでそれでも良いのかもしれない。
しかしアルパパは業務外の事を話すことがより効果的と考えている。(より心を開けるというか)
このようにする事で相談をしやすい雰囲気に出来ると考える。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アルパパ自身もリーダ経験は浅く、より良いチームを作るために日々模索しています。
冒頭に述べた研修の中で学んだ以下の3項目については、少なからず同じようにリーダーをされている方にも有益な情報になりえると思います。
(1)褒めることでモチベーションを上げる
(2)自分で考えさえることを意識する
(3)相談しやすい雰囲気を作る
アルパパも勉強中にはなりますので、今後も日々の中で気づく事があれば記事にしていきますし、この読んで頂いた皆様からも「こういう事した方がいいよ!」というノウハウがございましたら是非教えて頂きたくおもいます!!