平成27年 午前2
問2 ZigBee
低コスト、低消費電力無線通信方式。センサネットワークやスマートメータなどへの応用が進められている。
問24 is-a関係
〇〇は△△の一種である場合に成り立つ関係である。設問の場合は乗用車やトラックは自動車の一部なのでこれが正解。
平成26年 午前2
問3 アーランの求め方
アーラン=呼数×平均保留時間÷測定時間
問題で与えられている条件は
台数=180台
呼数=3分に1回
平均回線保留時間(1呼の利用時間)=80秒
となる。
計算のために3分に1回=1時間で20回と読み替えて
(180台 × 20回(1時間あたり))× 80秒 ÷ 3,600秒
=80アーランとなる。
問8 名前解決
1つのIPアドレスに複数のホスト名を付ける事も出来るし、1つのホスト名に複数のIPアドレスを対応付ける事も出来る。
前者はあるIPアドレスに対して別名を付ける場合に利用する。
後者は負荷分散のためにラウンドロビンによる名前解決をする場合が該当する。
問14 TCPの仕様について
TCPのフロー制御において送信側が受信側のACKを待たずに一度に送る事が出来るデータ量をウィンドウサイズという。
一度に送ったデータの全てに対するACKが来るまで次のデータを送らないのは効率が悪いのでACKが返ってきた分だけ、ウィンドウ(ここでは送信可能なデータ示す範囲のようなもの)を次のデータにずらすことで無駄をなくす。
これをスライディングウィンドウという。
問18 IEEE802.1XとRADIUS
無線LANにおいてのIEEE802.1Xを用いた利用者認証を実施する場合に無線APに802.1Xのオーセンティケーターを実装し、
さらにRADIUSクライアントの機能も持たせる。
オーセンティケーターはクライアントから見るとプロキシのような動作となり、RADIUSサーバとの通信を中継する。なお、サプリカントとは認証を受けるクライアントが必要なソフトウェアの事。
問20 ビヘイビア法
実行中のプログラムを動作させてウィルスに見られるような振る舞いであればウィルスだと検知する方式。
平成25年 午前2
問3 IEEE802.11nのチャネル幅
20MHzと40Mhzが用意されている。
問7 FCoEについて
FCoEとは「fiber channel over ethernet」の略で、ファイバーチャネル※のフレームをイーサネットで扱うためにプロトコル。拡張されたイーサネットを用いて転送ロスを発生させないようにする。
※ファイバーチャネルとは主にストレージエリアネットワーク(SAN)にて使われる高速な通信方式。
問15 https://ftp.example.jp/index.cgi?port=123 とブラウザで指定したときのポート番号
HTTPSで通信をする。
問17 OP25Bで遮断されるメールの例
あるISP管理下の動的IPアドレスからその管理下のメールサーバを経由せずに送信されるメール。
問19 WPA2の暗号化アルゴリズム
AESを利用したCCMP(Counter-mode CBC-MAC Protocol)を利用する。
問25 汎化
サブクラスに共通の性質や特性を抽出し、それらをまとめてスーパクラス(上位クラス)として定義・作成すること。
平成24年 午前2
問8 ハミング符号の用途
冗長ビットを付加することにより、1ビットの誤り訂正と2ビットの誤り検出が可能。Bluetoothで使われる。
問13 IPv4とIPv6の両方にある機能
1つのパケットで複数のノードにデータを配送するマルチキャスト
問19 CRLとは
有効期限内に失効したディジタル証明書のシリアル番号のリスト
問21 WPA2とは
IEEE802.1Xの規格に沿った利用者認証及び動的に更新される暗号化鍵を用いた暗号化通信を行う。
問24 状態遷移図
事象の発生とそのときの状態に応じた動作を記述する際に適している。
平成23年 午前2
問2 OSPFv2のLSA
Router-LSAとはすべてのルータが作成するLSAで、各ルータがもつインタフェースのIPアドレスなどが格納されている。エリアの内部だけに伝播される。
問6 QoSで使用されるトラフィック制御方式
アドミッション制御とはトラフィックの送受信を行う機器などが通信開始前にネットワークに対して十分な帯域を確保するように要求し、制御する方式のこと。
問10 IPv6のマルチキャストアドレス
FF00::/8
問14 チェックサム
IPヘッダのチェックサムの対象はヘッダ部分だけだが、TCP/UDPヘッダについてはヘッダとデータ部を対象とする。
問16 R値
ノイズ、エコー、遅延などから特定のアルゴリズムによって算出されるIP電話の品質を表す指標。
値が大きいほど高品質になる。
問25 CMMI
成熟度モデルCMMの最新版。
プロセス成熟度モデルを用いて開発組織のソフトウェア開発工程や管理体制の評価(レベル付け)を行う。プロセスを継続的に改善していくための仕組みが機能しているのであれば、最も成熟度が高いと言える。
平成22年 午前2
問10 DNS
一つのホスト名に複数のIPアドレスを対応させる事も出来るし、複数のホスト名に同じ1つのIPアドレスを対応させる事も出来る。
問13 RSVP
データ送受信時の帯域を予約し、通信品質を確保するために使うプロトコル。
問16 SDP
リアルタイム通信のセッションを開始する際に、必要となるメディアの詳細やトランスポート等の標準的な表記方法を提供するプロトコル。
平成21年 午前2
問2 ブリッヂ
ブロードキャストは転送するが衝突フレームは転送しない
問10 HTTP
GETの実装は必須だが、POSTはオプション