転職の妨げになるものに「責任感」ってあると思います。
例えばそこそこのポジションの人で、自分が抜けたら組織が回らなくなるからと考える人がいるとします。
その考えを持っている人に伝えたい事があります。
責任感を感じて転職出来ない人に伝えたい事
アルパパの知り合いに30代中盤の主任さんがいらっしゃいます。その人は4人ぐらいからなる自分のチームをもっており、担当案件も複数あります。
そんな主任さんにお子様が生まれて、家族の時間を大切にしたいと言っていましたが土日も含めた激務におわれ辛そうでした。
そんな状況を脱するために転職を検討していましたが、自分のチームの状況を考えると自分が抜けたら業務を引き継ぐ適任者が居ないとのことで転職を断念していました。
それから数年経過し、近況は不明なのですが最近この主任さんのことをよく思い出します。
そして最近思う事は「もったいない」ということです。
何が「もったいない」かと言うと、自分が抜けたことでその組織が回らなくなってしまうという懸念から来る「責任感」です。
組織がその人に依存していれば、その人が抜けたら仕事が回らなくなってしまうかもしれません。しかも簡単に代わりの人間を入れたりする事が出来ないのであれば、なおさらその不安は高まるでしょう。
しかし1人が退職したところで回らなくなる組織など、そもそもいつ倒れても不思議ではないです。それに意外に思うかもしれませんが「組織」は1人が居なくなっても何とか回せるように変わっていくものです。
問題なのは、その「責任感」のせいで改善できる可能性のある人生が、現状のまま、不満を持ったままで終わってしまうことです。
会社に恩を感じているとかであれば、辞められないのも分かります。
しかし自分の「責任感」があるだけで、不満が一杯あるのに転職をしないのは人生の損をしていると感じます。
「責任感」など転職を検討するなら捨ててしまいましょう。
誰の人生なのでしょうか?
辞めた後で前の会社に対して後ろめたさを感じ続けると思う人もいるかもしれませんね。
「俺が退職したからって、今ごろ大変なことになっていないかな・・」
でも辞めてしまったあとは新しい会社の方が大変なので、前の会社のことはどうでも良くなると思います。
そんなもんですよ。
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