IPv6 ステートレス自動設定とRS、RAメッセージについてのまとめ

ipv6

IPv6の細かい部分が中々覚えられないアルパパです・・

今回はIPv6の機能である「ステートレス自動設定」とその仕組みに使われる「RA」,「RSメッセージ」の詳細を書いてみます。

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ステートレス自動設定とは

ステートレス自動設定とはIPv6のアドレス設定方法の1つです。

※SLAAC(Stateless Address Autoconfiguration)とも呼びます。

IPv4ではDHCPの仕組みを使ってアドレスの自動設定を行っていましたが、IPv6ではDHCPを使わずに自動的にアドレス設定が可能です。

自動設定する仕組みの中で登場するのが「RSメッセージ」「RAメッセージ」となります。

RS(Router Solicitation)とは

IPv6に対応したホストがLANに接続された際に、IPアドレス(グローバルユニキャストアドレス)を取得するためにリンク上の全ルータ宛に送信するメッセージ。

ホストの再起動などが行われた場合にも送信されます。

RA(Router Advertisement)とは

ルーターは、RSメッセージを受けた際にその応答としてリンク上の全ホストに送信するメッセージ。IPv6プレフィックス(ネットワークアドレス)デフォルトゲートウェイライフタイム(そのIPv6プレフィックスが使用できる時間)が含まれます。

RAメッセージはRSメッセージの受信をトリガーとしなくても、定期的にリンク上の全ホストに送られます。(RSメッセージを受信した際はすぐにRAメッセージを送信します。)

IPアドレス設定までの流れについて

(1)ホストがLANに接続されたときにリンクローカルアドレス※が自動で設定されます。(IPv6が有効な場合)

(2)自動設定されたリンクローカルアドレスを送信元アドレスとしてリンク上の全ルータ宛てにRSメッセージを送ります。

(3)RSメッセージを受信したルータはIPアドレスの設定に必要な情報が含まれたRAメッセージをホストに返送します。

(4)RAメッセージを受信したホストはRAメッセージに含まれていたプレフィックス(ネットワークアドレス)と自分自身のMACアドレスを基に生成したインターフェースIDとを組み合わせることによってグローバルアドレス※を得ることができます。

※リンクローカルアドレスはあくまで同一セグメント上でしか有効にならないアドレスのため、ルータを超えることが出来ません。別セグメントにある機器と通信をするためにグローバルアドレスを得る必要があります。

かるーくまとめ

・ステートレス自動設定とはIPv6でDHCPを使わずにIPアドレスを自動で設定できる機能のこと

・RSメッセージでアドレス割り当てを要求し、RAメッセージでアドレス割り当てに必要な情報を送信する。

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