転職エージェントが教える第二新卒の転職を成功させるためのルール

アルパパの知り合いに転職エージェントをやっている人がいるのですが、今回お願いして記事を書いてもらえることに。

転職エージェントの視点から「第二新卒の転職を成功させるためのポイント」を教えてもらいました。大変参考になります。

——————————————————————-

転職エージェントで4年勤務しているサラリーマンです。

私がプロの立場から第二新卒を成功させるために、なぜ、第二新卒を採用するのか、どんな会社を狙うべきか、何をすれば受かるのかをここでお話できればと思います。

スポンサーリンク
PC用ad

第二新卒を採用する理由

中途採用をする場合、即戦力や即戦力に近い人を採用するのが原則です。

しかし、企業があえて新卒に近い「第二新卒」を採用するのは以下の理由によるものです。

1:欠員
2:新卒採用の失敗、急な増員
3:若手教育コストを減らすため

ここでは「人員を募集しているのがどんな会社か」というのを認識をしていただきたいのです。

原則、第二新卒を採用する会社は例外を除いて良くわからない会社だったり、中にはブラックやそれに近い会社があります。

変な会社に引っ掛からないためにも、なんで一人辺りに高いコストをかけて募集しているかを理解してください。

ちなみに、上記3つのうち、一番優良会社の求人があるのは「2」です。

新卒は「もの」を知らないので、いいもわるいも有名な会社にエントリーします。

しかし、地味でも堅実で働きやすく、下手な上場企業より給料の高い会社は沢山あります。

しかも、急な増員ならばニーズは多いのに、若手を採用して育てられるということです。

逆に「3」は厳しい会社である可能性が高いです。

教育する余裕がない、仕事の一般化が出来ていないと言っているようなものですからね。

「1」については、何歳の人が何故辞めたかが重要ですが、例えば30歳の人の穴埋めに若手を採用する会社だと余裕を感じます。

採用の背景は重要です。

なぜ、第二新卒を採用するかをちゃんと調べて、確認して受けましょう。

どんな会社を狙うべきか

何故転職をするかという点についてはちゃんと考えて頂きたいですが、私が狙うべき企業は以下の要件を満たしていることだと思います。

■20年程度の歴史がある
■採用人数が一人、もしくは二人
■BtoBのビジネス

働きやすい会社とは、私が考えるに、変化に耐えられ、一定の顧客が担保され、かつ客単価が高いビジネスです。

そうなると、やはり歴史がある会社でないとそれは実現しません。

また、個人相手の商売は、基本的に客単価が低くなり、利益率が下がります。

これらの理由を考えると、比較的無難に第二新卒の転職先を選ぶ基準として、上記の点は重要となります。

ちなみに、私は店舗スタッフは絶対お勧めしません。

ライフステージの観点からすると、休日や給与を理由に転職を考える確率が高くなるうえに、転職先が限定されます。

第二新卒での転職を成功するために

ここでお伝えしたいことは1つだけです。

転職理由と志望動機を整理するだけです。

考えてほしいことは以下の点だけです。

■ 前職を選んだ理由
■ やめた理由
■ 新たな転職先を選んだ理由

上記はやる気、仮説検証能力、修正力をはかる一番シンプルで明確な問いとなります。

他の質問については一部を除き、上記を補足するための質問、もっと言えば、上記の証明のために聞く質問です。

ビジネスとは非常に論理性、合理性が求められる世界です。

自分のことを論理的に合理的に、それも好感を持たれるよう話せること、これが潜在的に求められているのです。

最後に【第二新卒を成功させるために】では、少しばかりハードなことを書きました。

正直キャラクターだけで押しきれる面接も沢山あります。

ただ、世の中ビジネスで求められる人材は前述の通りで、これができれば欲しがられる人材に近づけると考えます。

個人的には第二新卒で転職をすることはお勧めしません。

リスクが高いです。

ただし、それでも転職を余儀なくされるかたが多いのも事実です。

ならばせめて、良い転職とキャリアアップの支援が出来ればと思い、本文面をしたためてみました。

ご参考頂けたら幸いです。

スポンサーリンク
PC用ad
PC用ad
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください