どうもアルパパです。
今回は1度転職を経験しているアルパパの転職のきっかけの1つとなった「サービス残業」について過去の実態を書いていきます。
分からない人はあまり居ないとは思いますが・・念のため説明すると、サービス残業とは無償で残業をする事です。(つまり残業代=時間外手当が無し)
アルパパは完全に社畜となっていたので、サービス残業を月に40時間ぐらいはしておりました。もしこの分の給料を貰えていたら200万ぐらいは手元に来る計算です。
こういう人も居るんだということを知って頂けたらと思います。
目次
サービス残業をせざるを得ない状況
アルパパはオールラウンダーでした。
アルパパはネットワークエンジニアとして以下のような業務をしていました。
・提案書・見積もり書の作成
・構築の統括対応
・手順書の作成
・設定の作成
・障害時の対応
見て頂くとわかると思うのですが、上流から下流までこなすオールラウンダーでした。
人が少ない組織に居たというのもあり、残業は結構していました。毎日夜10時ぐらいまでは基本的に会社に居たので、4時間×20日=月80時間ぐらいはしていましたかね。
残業の内訳を書けと言われ・・
会社的に残業60時間を何回も超えると「まずい」というのがあるようで、ある日残業の内訳を細かく書けと命じられたアルパパ。
XX案件 障害対応 残業2時間 減らすための対策:〇を××する
〇〇案件 構築対応 残業3時間 減らすための対策:〇を××する
△△案件 提案対応 残業5時間 減らすための対策:〇を××する
みたいな感じで資料を作成しました。※ちなみにこの資料を作るだけでも結構時間が掛かります。
そしてこの資料を用いて上長と打ち合わせをするわけです。見せると毎回同じようなコメントが・・・
「何でこんな残業しているんだ!」
「お前の能力が低いからだろ!」
まあ色々と怒られる訳で・・
俺、今、5案件並行中ですよ・・どう考えても仕事量が多いと思うんですけど・・
※しかもこの打ち合わせで短くても2時間ぐらい取られるんですよね・・
ココロ・・オレタヨ・・
それでも3回ぐらいは「仕事量が多い!」という事を主張して、必死に戦いました。
でもね・・途中で心が折れてしまったんです。
「メンドクサイからサービス残業しよう」
それからは毎日午後8時にはタイムカードを「ピッ」
これなら毎月40時間ぐらいに収まりますよね。
自分が犠牲になれば良いやと思いました。
※ちなみにアルパパの周りに居た先輩もみんなサービス残業していました。
奥さんに感づかれた
奥さんは何かがオカシイことに気付きました。残業代が減る事で給料が減ったことに気付いたからです。
しかも毎日帰ってくる時間は前と変わらず午前様・・
問い詰められましたよ。何故給料が減ったのに毎日帰ってくる時間は遅いのかと。
素直に言いました。
アルパパは完全に社畜となっていたので、自分の能力が低いからしょうがないんだよ・・と弱気発言をしていました。
奥さんはどう考えても仕事量が多いし、人も居ないので残業するのは当然という風に思っていたようで、ショックを受けていました。
そして転職した方が良いのでは?とハッキリ言われたのです。
自分だけの問題じゃ無いんだよね
奥さんに言われたことで、家庭も巻き込んでいると認識しました。
自分だけの問題ではないと。
ここで再び戦おうと思うのが一家の主かもしれませんが、アルパパにはそれをするだけのガッツはありませんでした。
この出来事からズルズル3年程在籍してしまいます。
貰っていない残業代を計算してみた
このサービス残業した分の給料を貰っていたら、いくらになったのか計算してみましたよ。
40時間×12カ月×3年=1,440時間
残業1時間で1,700円ぐらい(うる覚え)だったと思うので
1,440時間×1,700円=244万8千円
税金差し引いて200万弱!
もうねアホかと・・バカかと・・
最後に
このようにサービス残業をしなければいけない状況となり、奥さんにも呆れられ、200万もの大金を貰う権利を諦めたアルパパですっ。
今思うと戦えば良かったと激しく後悔しています。