【自伝】インフラエンジニアが転職を決意するまで|11.やる気0 退職する事を考える

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やる気0 退職する事を考える

アルパパはD君の退職を機に、この会社での将来を悲観するようになっていた。

仕事が出来るようになることで、D君のように辛い状況になるだけ。

そんなことなら頑張らない方がマシ。

仕事が出来るようになっても辛くなるのか?なんて、部署とかチームとかによって当然変わってくる。

しかしアルパパにとってD君は同期の中でも特に仕事が出来る人間で、一種の憧れを抱いていた。

そんなD君がこんな形で退職をしてしまって、仕事に対する考え方が大きく変わってしまったのだ。

追い打ちをかけるように自チームのメンバーの激務な状況が目の前にある。

将来の自分がそこに居る事を想像した。許容できない。

ネガティブな思いは徐々に行動に現れていく。

最初は、朝の数時間の遅刻だった。

朝起きれなくて、午前中に数時間遅刻するのだ。

その状態から更にエスカレートし、午後から出勤をするようになった。

おかしな方向に自分が向かっているのは自覚しているが、布団から出られないのである。

やがて一日休む事が増えてきた。

末期になったころ、休むことに対してこんな風に思っていた。

「役に立っていないのだから休んでも問題ない」

「自分が休んだ分は派遣さんがやってくれる」

実に自分勝手であるが、当時は本気でこう思っていたのだ。

チームメンバーに相談しなかったのか?と疑問に思われる人もいるかもれない。

しかしチームメンバーに相談したところで、根性論・精神論で片づけられると思っていた。

何より、やる気が出ない理由を端的に言えば「仕事が出来るようになることで、忙しくなることが嫌だ」 という子供みたいな理由だったから相談なんて出来る訳なかった。

頻繁に休むようになり、見かねたU主任が警告してきた。

「お前、休んでばっかりでいいと思ってんの?」

「裏で「使えない・いらない」って言われてんだぞ!」

自分がチームのお荷物でしかないことを分かっていたことだが、面と向かって言われるとショックである。

「なんか思っていることあるなら言えよ!」

本当の理由なんて言えない。言えるわけがない。

言ってしまったら、毎日終電ぐらいまで頑張っているこの人たちも否定する事になる。

言いたい事が言えずに黙る。

もどかしくて、苦痛で、逃げ出したかった。

もう辞めようかな。 本気で考え始めた。

別の日、U主任が笑いながら「お前これからどうするの?」と聞いてきた。

これは自分の道は自分で決めろという意味にも聞こえた。

アルパパ「辞めようかと思います。僕にはこの仕事向いていないと思います。」

これが初めての明確な意思表示であった。嘘偽りはない。

苦笑いを浮かべるU主任。

どのようにU主任が捉えたのか分からない。

未来に希望が持てない。

頑張る意味なんてない。

もういいや。辞めよう。

心の中で決心がついた。

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