Chromecast(クロームキャスト)に接続できない時の6つの確認ポイント

どうもアルパパです。

テレビの大画面でyoutubeなどの動画を見ることが出来るChromecast(クロームキャスト)

これ大変重宝してます。

例えば子供にYoutubeなどを見せるときにスマホの小さい画面だと目を悪くしてしましまいますよね?

こんなときにChromecastを使ってテレビに映して見てもらってます。

そんなChromecastでセットアップ時に接続が上手くいかない、初期設定が出来ないで失敗してしまう場合の解決方法をまとめました。

個人的にこのChromecastは接続の敷居が高いかなと感じていますが、ここに書いてある事を読んでチャレンジしてみて下さい。

※文中には設定項目名(例えば、APアイソレーションなど)が色々と出てきます。 これらの設定項目名は無線アクセスポイントのメーカーによって呼び名が違ったりするので注意して下さい。

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確認ポイントまとめ

1.Wi-Fiが2.4Ghzに対応しているか?

ChromecastはWi-Fi(無線)の規格として

802.11 b/g/n Wi-Fi(2.4 GHz)

に対応しています。

スピードは出にくいが電波干渉に強く、安定していると言われる5.0Ghzには対応していません。

そしてその「5.0Ghz」を使う規格の「802.11a」では接続出来ないし、「802.11n」でも「5.0Ghz」を利用している場合は接続できません。

利用している無線APの無線仕様を確認して下さい。

2016年5月2日追記

新型のChromecastが発売され5GhzIEEE802.11acに対応したようです。

Chromecast の仕様:

無線規格: 802.11 b/g/n/ac Wi-Fi(2.4GHz / 5GHz

引用元:仕様とサポートされているオペレーティング システム – Chromecast ヘルプ

さらに以下のページに詳しく書いてあります(感謝!)

【ついに発売開始!】新型chromecast(クロームキャスト)は2で何が変わったのか? | ブログ王子

2.ルータや無線アクセスポイントでMACアドレスフィルタリングをしていないか?

MACアドレスとは、Wi-Fi上で接続機器を識別するために機器ごと(お使いのスマホだったり、パソコンだったり)に保持するハードウェアアドレスのことです。

以下のページが分かりやすいです。(感謝!)
MACアドレスとは パソコン初心者講座

例えば「許可された機器のみしか自宅等のWi-Fiを利用させない」というようなセキュリティを強化するためのポリシーがあるとします。

この場合は、その制限を掛けているルータなり無線アクセスポイントなりに接続させたい機器のMACアドレスを明示的に登録してあげないと繋がりません。

この制限を掛けているのかどうかは、ご自宅のネットワークを管理されている方に聞いてみて下さい。

なのでこの機能を使って制限してそうであれば、Chromecast自体のMACアドレスを登録する必要があります。

スマホのアプリを使用してセットアップを行っている場合は、設定の途中でChromeCast自体のMACアドレスが表示されますので、それをルータや無線アクセスポイントに登録して下さい。

※以下のページでMACアドレスの確認方法を紹介しています。

Chromecast(クロームキャスト)のMACアドレス確認方法を紹介 – Rpapa WEB

3.プライバシーセパレーターが有効でないか?

「プライバシーセパレーター」とは同一の無線LANに接続された機器同士を通信させない機能です。

当然、Chromecastとスマホやパソコンが同一の無線LAN上で通信をするので無効にする必要がありますよ。

※以下のページで詳しく触れています。

APアイソレーションとは?意味を理解して必要に応じて有効/無効にしよう – Rpapa WEB

4.ルータでUPnPを有効にする

UPnPというネットワーク上の機器を相互認識するための仕組みがあります。これがルータ上で無効になっているとChromecastと上手く通信が出来ないことがあるので有効にして下さい。

マンションなどにお住まいで「ルータ」が部屋の中に無くとも、壁のLANコンセントに接続しインターネットに接続する環境の人もいますよね。(まさにアルパパのマンションがこれです)

この場合の「ルータ」は、そのマンションの所有物(管理)となるので自分で設定をすることが出来ません。(パソコンにはDHCPでIPが付与されます。)

私はこれで大ハマりしました!!

どうやって解決したのか?

推測ですが、このマンション管理のルータでUPnPが無効となっていたために上手く接続出来ないようです・・

なので、その時利用していた無線アクセスポイント(ルータ機能はOFF)をルータモードに変更しました。

ルータモードにすることによりマンションから提供されるネットワークと自宅内ネットワークを分離することが出来たわけです。

そしてChromecast、パソコン、スマホを接続する自宅内ネットワーク側でUPnPを有効にすることで無事に接続出来るようになりました。

このように施設(マンションなど)にて提供されているインターネット環境を利用している場合は特に注意が必要です。

5.マルチキャストを有効にし、制御設定を無効にする

項番4で出てきた「UPnP」はマルチキャストという通信方式を利用します。

無線APにて以下の通りとなっていると上手くいかないことがあるようです。

・マルチキャストを許可していない場合
・Snooping機能を有効にしている場合

なのでそれぞれ

マルチキャスト ⇒ ○有効にする
マルチキャストのsnooping機能 ⇒ ×無効にする

にして下さい。

6.無線APやルータのファームウェア(機器内部のソフトウェア)をアップデートする

項番1~5までを実施してみても上手くいかない場合は、無線アクセスポイントやルータのファームウェアをアップデートする事で解消する場合があります。

初期のソフトウェアに不具合があり、その不具合がアップデートで修正されている場合があるからです。

それでもダメなら・・Chromecastを初期化してみる

Chromecastを初期化して、最初からセットアップを実施することで上手くいく場合があります。

以下のページで詳しく解説しています。

Chromecastを初期化・リセットする方法はボタンを押すだけ?!で簡単だった。

最後に

解決出来ましたでしょうか。
今回まとめてみて思ったことは、Chromecastは無線アクセスポイントやルータの設定を一部変更しなければいけない場合があるのでこういった機器に不慣れな人には若干敷居が高いですよ。

また上にも書きましたが、該当の機能名(APアイソレーションとか)についても各メーカーによって言い回しがバラバラなので調べながら適宜読み替えて下さいね。

このような難しさはありますが、テレビの大画面でスマホやパソコンの画面を映すことが出来るChromecastは大変重宝しています。

ぜひぜひ皆様使ってみて下さい。

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