【自伝】インフラエンジニアが転職を決意するまで|01.入社と新人研修

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私「アルパパ」が新卒で大手独立系SI企業に入社し転職をするまでの間に何を感じ、何を実行したのかを自伝風に書いて行きたいと思います。

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入社と新人研修

新卒で大手の独立系SI企業へ入社した。

「ネットワーク」やりたい!という思いで、学校へ来た求人票を探し見つけた企業。

知名度は低いが、堅い経営を創業からしている老舗企業。

入社の決め手は、会社がアットホームな感じがしたこと。

そして、内定を受けた他の企業のような堅苦しさを感じなかったことである。

また、はっきり言えば他に内定を受けていた企業に比べても技術力は無いと思った。

だが、その当時は技術力のある会社よりも無い会社へ入社して自分の力を見せつけてやろうと意気込んでいたのだ。(今思えば、この考えは死ぬほど恥ずかしい。)

そんなこんなで入社式を向かえ、1か月程度に及ぶ社内研修を受ける。

社内研修ではビジネスマナーから始まって、プログラミング、ネットワーク、データベースなどの基礎を学んでいく。

本社の研修ルームで同期40人ぐらいと共に研修を受けるのだが、なんだか学校生活の延長のようだった。

研修ルームでは新入社員1人1人にパソコンが与えられていて、インターネットも利用可能であった。

研修中に講師が一生懸命講義をしている中、まったく関係のないWebサイトを見たり、マインスイーパーをやる輩が居て個人的には居なくなればいいのにと思っていた。

何故ならば、学校とは逆でお金を貰いながら研修を受ける事が出来るわけで、これも「仕事」の一環だからだ。

当然お金を貰うのだから「仕事=研修」をしなければいけない。

そんな当たり前の感覚すらも持てない輩と一緒に研修を受ける事が嫌だった。

同期の男連中はそのような意識低い系の奴らばかりで、真面目に研修を受けているのは女の子ばかりであった。

そういった状況であったので自然とその女の子たちと絡むようになった。

一部の男に、私は同性愛者なのではないかと言われ、冗談でも凄く腹が立ったことを覚えている。(まあ女とばっかり絡んでいたらそういう風に思われるかもね)

講義を行う人間については、外部から専門の講師を雇う場合と社内の人間を講師にする場合はの2通りある。

外部講師はプロなのでそれなりの内容であったが、社内講師の内容はお粗末なものであった。

ある講師は堂々と嘘を教え、ある講師は初学者には分からない専門用語を多用する。

初学者が分かりやすいような内容にする事が新入社員研修に必要な事だと思うが、まったく考えられていないのである。

講義内容の社内レビューなどは行われていないのだろう。(後年、私も研修講師を担当する事になるのだが、業務の合間を縫って行うため、激務な人間は内容の検討などに時間を割けないし内部レビューも無かった。)

そんなこんなで1か月に及ぶ研修を終え、いよいよ配属される部署へ行く日が来る。

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>>次の話

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