今や第二新卒で転職活動をしている人は珍しくないほど、日本でも転職することが通例化してきました。
このように転職をする人が増えている背景には、学生時代の就職活動に要因があります。
大学や高校在学中に十分な自己分析や企業分析の時間が取れなかったり、志望理由を考えることや働きたい企業を明確にすることができずに時間切れをむかえ「とりあえず」という流れで十分な準備ができないまま就職をしてしまった人が多くいる現状があるのです。
これでは「企業そして仕事」と「自分のやりたいこと」とのミスマッチが、起こるべくして起こるのも無理はないですよね。
このような背景がある若い社会人(第二新卒)の転職は増加傾向にあります。
ただ中途の転職と比べて第二新卒は、その年齢や社会からの目がゆるいことから仕事を変えるには非常に有利な立場なのです。
転職には、年齢制限がある場合が多く、またキャリアを積んだ人よりも、これからの成長を期待できる第二新卒を必要としている企業がたくさんいます。
一度目の就職で思うようにいかなかった人、今の職場の経験から自分のやりたいことを見つけられた人に向けて、転職活動で必要となる「志望動機」をご紹介していきたいと思います。
1.第二新卒の志望動機は、新卒時と異なることを自覚する
新卒の場合は社会人経験がないため、いくら志望動機を語ったところであくまで具体性は薄く、実現度よりも意欲を重視している点がありますよね。
しかし、第二新卒に関しては、面白い発想や将来の夢といった部分ではなく、
・夢を実現するためにどのような段取りを組むのか?
・そのためにどのようなスキルが必要になってくるのか?
など現状を理解した上で、成長するプロセスを自分で計画できているのか?という部分が重要となります。
新卒=意欲
第二新卒=計画力
といっても過言ではありません。
一度社会人を経験している分、仕事のないオフの時間の使い方を学んでいるはずです。
自己啓発をするために何をすべきか?時間の有意義な使い方を考え、教育を受け身で待つよりも自らスキルアップができる人材を企業は待っています。
2.志望動機は、より説得力のあるものを
第二新卒の場合、志望動機をなんと言えばいいのか迷うところですよね。
特に第二新卒の場合、前職を短いスパンで退職し転職活動を行っている立場であるため、志望動機は、より説得力のあるものでなければいけません。
例えば、完全に前職と職種が異なる場合は、きっぱりと「ジョブチェンジ」というワードを使うようにしましょう。
面接官が気になるのは
「前職と全く異なる職種へ変更するに至った経緯」
つまりこの会社で本当に働きたいという意欲があるのかをチェックしたいのです。
志望動機では、平坦に企業情報を調べて語るだけではなく、強調したい部分を1つの質問に2つは最低でも準備しておきましょう。
例えば、内勤から外勤に転職する場合はこんな感じです。
内勤業務時代にデスクワークが多く、外勤から仕事が回ってくる業務をしているうちに、パソコンスキルや資料作成スキルが身についてきたため、次第に自分で必要な資料を作成し、自ら外勤として取引先に自分の作った資料で商談をしたいと気持ちが強くなってきた。
など、前職業務から徐々に心が変わった背景と、特に強調したい「自ら作った資料で営業がしたい!」というジョブチェンジするに至った根幹を強調することが面接官に説得力と意欲をアピールすることにつながります。
企業情報を調べてくるのは当然ですが、まずは自分自身がなぜこの場にいるのか、どんな考え方を持っているのかを含めた内容を経験ともに語ると伝えたい言葉た伝わりやすくなります。
志望動機に答えはないですが、第二新卒という転職に有利な立場を生かすためにも、自分の考えやコミュニケーションを活かして次こそは前職よりもやりがいを感じる職場で活躍されることを願っています。
より良い志望動機を考え、転職を進めるためのサポートについて
この記事でのアドバイスを基に良い志望動機が思いついて頂ければ最高ですが「良い志望動機が思いつかない!」という人もいるかと思います。
転職サービスを利用することで良い志望動機を考えるサポートをしてもらうことが出来るんです。
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