【自伝】インフラエンジニアが転職を決意するまで|23.残業の理由

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残業の理由

SE業務をやるようになって残業が多くなったアルパパだが、勤務入力の時にその残業分を素直に申請していた。

自分の仕事が遅いというのもあるとは思うが、こんな残業が多い状況になることが全て自分の問題だと思わないというのもあった。

そしてこんなに毎日遅くまで仕事をしているのにその対価を貰わなければやってられないというのもある。

そのスタンスが崩れる時が来た。

ある月曜日の進捗会議でのこと。

チームメンバー8人全員が居る前で、D係長はこう言った。

「この中でもの凄い残業をしている奴がいる」

「まだ20日だというのにもう80時間残業している」

重苦しい空気が流れる。

が、自分ではないと思っていた。

アルパパよりも多くの残業を確実にしているK主任が居るからだ。

(後にK主任は残業をあえて付けていないことを知る)

D係長がこちらを見て睨む。

「お前だよ!アルパパ!」

自分だとは思わなかったので驚いた。

アルパパ「はい。。」

D係長「こんだけ残業するような仕事してないだろ!残業の内訳を確認するから資料を作って持ってこい!」

会議が終わってから言われたとおり80時間分の残業理由をエクセルにまとめていく。

A社向けの△△作成
B社向けの××対応
C社向けの○○

この資料を作るだけでも結構時間が掛かる。

でも作って納得させれば良い。

説明すれば分かってくれるだろう。

作成した残業内訳をD係長へ見せた。

D係長「なんで見積もりにこんな時間かかっているんだ?」

アルパパ「修正が多いからですね。」

D係長「お前のSEとしての考え方未熟だからそうなるんだ」

アルパパ「(言ったことがコロコロ変わるからだろ・・・)」

D係長「どうなんだ?」

アルパパ「はい。まだまだ未熟です。」

D係長「どうやったら残業を減らせるか考えて実行しろ!」

とりあえず今月は乗り切った。

しかし残業が減ることは無くむしろ増えていった。

この会社は出来るようになればなるほど仕事が増えるのである。

このやりとりを数カ月続けたが、その度にD係長には「未熟だから残業が減らないんだ」ということを指摘される。

今思うとこの状況を個人の力量の問題だと片づけてしまい、それ以上のことをしようとしなったこの組織はおかしいと思う。(自分が未熟なのは否定しないが)

残業が80時間という時点で上を巻き込んで改善をするべきだし、本人1人があがいた所で改善は難しいだろう。

そしていつの日か、勤務の途中でタイムカードを切ることが日課となる。

D係長そして自分自身と戦うことを放棄したのだった。

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