【自伝】インフラエンジニアが転職を決意するまで|09.激務な同期に考えさせられる

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激務な同期に考えさせられる

入社してからもう少しで1年となるころに辞めてしまった同期の話をしたい。

同期のD君はアルパパとは別部署でシステム開発をしていた。

彼は新人研修中の確認テストで1位を取るような優秀な人物である。

大学在学中に「ソフトウェア開発技術者(現在の応用情報技術者)」を取得し、基本的な知識をちゃんと持ち合わせている。

さらに背が高く、細く、それでいてクールなので同期の女子から人気があった。

どことなく斜に構えているように見えるタイプで近寄りがたい雰囲気があるが、話してみるととっても面白い人であった。

部署に配属され、あまり会話をする事も無くなって近況を知らなかったのだが、本社の廊下で同期(K君)と話をしているとD君が現れた。

アルパパ「久しぶり!仕事は順調?」

D君「つらい。辞めたい。」

あまりの即答だったため驚いてしまい、沈黙の時間が流れる・・

K君「どうしたの?」

D君は溜まっていたものを吐き出すように話してくれた。

配属され、仕事が出来るD君の仕事量はどんどん増えていった。

3年目の先輩よりD君の方が仕事が出来るので、その先輩よりも仕事を任せられるようになってしまったと。

さらに休職中の先輩が居て、その分もやっているようだ。

こんな状態だから、毎日終電になってしまうらしい。

D君「夜9時に終わって先輩と「今日は早く帰れる!!」って喜ぶような状況だよ。オカシイでしょ?」

D君「オマエらは良いよな。こんな場所で楽しそうに喋ってられるんだから。」

D君「今日だって定時には上がれるんだろ?」

確かに、アルパパもD君も基本定時上がりだ。

そこまで仕事を任せられていないのである。

仕事をそれだけ任せられるD君の力量を凄いと思ったが、だからと言ってD君のような激務状態になりたいかというと、それは絶対に嫌だった。

そんな一件があって、自分もこのままで良いのかと自問自答するようになる。

忙しい同期を見て、このままで良いのかと不安になった。

自席で仕事中にふと周りを見てみる。

自分以外は、みんな忙しそうだ。

自分は・・・はっきり言えば暇だ。

与えられるのは雑用レベルの仕事と簡単な客先作業。

基本的に定時に帰れる。

自分は役に立っていないと分かった。

かと言って、D君のように毎日終電というような状況になりたいわけでは無い。

なお、同じチームの人達も同じような状況だった。

みんな終電間際まで仕事をしているらしい。

正直、先輩方と同じようになりたくない。

でもこんなに頑張りがいのない状況も嫌だ。

自分が目指すべき所は何処なのか、良く分からなくなってしまった。

そんなアルパパは悶々と日々をして過ごしていた。

そんなある日の昼休みにD君が駅前の意外なところから出てきたのだ。

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